
春から夏にかけてのシーズンは観光やお出かけにも最適なシーズン。ドライブするのに気持ち良いシーズンですが、また面倒な問題があります。それが「虫」です
羽虫などの小さな虫のほか、ハチやアブなど危険な虫が入ってきてしまうことがあります。
ここでは、車内に虫が入ってきたときの対処方法について解説します。
もくじ
つぶさず対処が基本

よく入ってくる虫としては、ハエ、蚊、羽虫などがあげられます。皆さんもご経験があるのではないでしょうか。このような虫に対してよくある対処法としては、叩いて虫を潰してしまったり、車外に虫を追い出そうとしたりすることでしょうか。
もし、車内に虫が入ってきた場合は、できれば自然に外へでるのを待つのが良いでしょう。
気をつけたいのは虫を潰してしまう場合、その虫の体液やがシートについてしまうことがあります。
これらが染み込まない材質でできているダッシュボードや窓ガラス等であれば、その痕を拭き取れば良いのですが、一般的なシートの場合、シミが残る可能性もあり、潰すのはおすすめしません。
もしシミが残りそうな場所で虫を潰してしまった場合、ウェットティッシュなどでそっと拭き取ってみてください。ウェットティッシュで拭き取って、シミが落ちないようであれば、シートクリーナーなどを使ってみることもおすすめします。
荒業対処方法!
荒業ですが、手や内装を汚すことなく虫を駆除する方法の一つに、冷却剤を使った方法があります。
冷却剤は虫を凍らせて駆除するタイプのスプレーなので、殺虫成分を使っていないものがほとんどのため、安心して使用できる点が大きな特徴です。また、殺虫剤特有のニオイもありません。
ただし、高温になる夏場に車内で使う場合は、保管や取扱いに十分注意してください。
冷却剤を高温の車内に置いたままにすると、破裂する可能性がありますので、必ず涼しい場所に保管するようにしましょう。
その他の虫の種類別対処方法

ハチ/アブ
ハチやアブなど危険な虫の場合は、刺されないように窓を開けて出ていくのを待った方が良いでしょう。
危険な虫を捕獲しようとしたり、無理に追い出そうと本や手で扇いだりすると、刺される心配があります。この時、走行中だと風圧でなかなか外には出ていかないので、クルマを安全な場所に停めて、窓やドアを全開にして危険な虫が出ていくのを待つのがポイントです。
くれぐれも、虫が出ていくまではじっと待っていましょう
ダニ/ノミ
ダニ/ノミの死骸はアレルギーや喘息の原因となります。徹底的に掃除機で吸い取ることが基本ですが、専用の粘着シートなどを併用すると効果的に駆除が可能です。
ゴキブリ
少し窓を開けて、車を放置する。特に真夏や真冬にお薦めの方法です。ゴキブリの活動する適温は18~35℃といわれています。それ以上でも以下でも活動が鈍るので、それを利用し、窓を開けて車を放置しておくだけで逃げ出します。
「ゴキブリホイホイ」を設置するのもおすすめ。ゴキブリ退治の代名詞のような商品です。捕まえたゴキブリをそのまま捨てられるのが利点です。
まとめ

もし、車内に虫が入ってきた場合は、できれば自然に外へでるのを待つのが良いでしょう。虫を潰してシート等に痕が残っても厄介ですし、ハチやアブに刺されても大変です。
また、車内には目に見えないダニや小さなノミは繁殖している可能性があります。
特に車内で飲食をする人やペットを飼っている家庭では、定期的に掃除機を使った清掃を心がけましょう。

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