初めての車の免許

はじめて運転免許の取得を検討している方を対象にした記事です
取得方法の選択肢や、費用を抑える方法、取得までのステップを分かりやすく解説します

取得する免許を決める

自動車運転免許は車の種別によって必要な運転免許が異なり、「普通」「準中型」「中型」「大型」などの種類があります。

普通免許

はじめて運転免許を取得する際は、普通自動車免許(普通免許)を取得するのが一般的で、「普通免許 AT限定」と「普通免許 」を選択します。

  • AT(オートマ)車のみ運転ができる
  • MT(マニュアル)車とATの運転ができる

ATはアクセルペダルとブレーキペダルの2ペダル方式で、MTはアクセル・ブレーキペダルに加え、クラッチペダルが加わる3ペダル方式です。

国産車の98%以上がAT車(軽自動車除く)の現代では、MT車に乗る必要が無い場合、普通免許のAT限定で十分でしょう。

尚、こちらの免許で運転できるのは、

最大積載量:2t未満

車両総重量:3.5t未満

となっているため、「2tトラック」と呼ばれるものは、車両総重量オーバーとなるため運転できません。

準中型免許

仕事でトラックの運転を予定している人は、18歳から取得できる「準中型免許」を取得することで普通自動車の運転もでき一石二鳥です。

総重量:3.5t以上7.5t未満・最大積載量:2.0t以上4.5t未満 
普通自動車(AT/MT)が運転可

この免許を所有していることで2tトラックなどが問題なく運転することができるようになるのですが、一部の4tトラックは車両総重量が8tほどあるものが存在しますので注意が必要です。

中型免許

中型免許を取得するには先に普通免許を取得している必要があります。普通免許を取得してから2年以上経過していることが条件となります。

中型免許は「車両総重量11t未満」「最大積載量6.5t未満」「乗車定員30人未満の車」を運転する際に必要になる免許で、4tトラックなどの中型トラックは基本的にすべて運転できるようになります。

大型免許

大型免許の取得条件は、普通自動車免許・準中型免許・中型免許・大型特殊免許のいずれかを取得しており、かつ運転経歴が通算3年以上あることです。免許停止の期間がある場合は、その期間を除いて3年経過している必要があります。したがって、大型免許を取得できる年齢は早くても21歳です。

大型免許は「車両総重量11t以上」「最大積載量6.5t以上」「乗車定員30人以上」を運転する際に必要になる免許で、バス・トラック・ダンプカー・タンクローリー・ミキサー車などが運転できるようになります。

ただし、旅客を乗せる業務として運転する場合は、大型自動車第二種免許が必要になります。

取得する方法には選択肢あり

免許の取得方法は「自動車教習所に通う」「合宿教習を受ける」「免許センターで直接試験を受ける」の主に3つがあります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った取得方法を検討することが大切です。

教習所に通って取得する

自動車の運転免許の取得には、自動車教習所に通って講習や技能の指導を受けるのが一般的です。自動車教習所では、運転に関する知識や運転技術を学ぶことができ、自分の都合に合わせて通うことができます。教習所で取得する免許は「教習所免許」と言われています。

教習所には、法令に基づき公安委員会が指定した「指定教習所」とそれ以外の自動車教習所があり、できることに差があります。指定外の自動車教習所では仮免許の技能試験が受けられず、免許センターまで行かなければならないケースなどもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

合宿免許で取得する

自動車教習所に通う以外に、合宿所やホテルなどの施設に滞在しながら教習所に通って免許を取得する方法があり、こちらは「合宿免許」と呼ばれています。教習所通いとの違いは、教習スケジュールがあらかじめ決まっており、合宿所に滞在しながら集中して教習を受けることで、約2週間という短期間で、教習所に通うよりも費用を抑えて免許が取得できる点です。

学生などまとまった休みをとりやすい人の利用が多く、滞在する合宿所によっては旅行気分を味わえるため、若い年齢層を中心に人気です。

一発免許で取得する

教習所免許や合宿免許のほかに、「一発免許」と呼ばれる免許があります。これは、事前に自動車教習所で講習や技能教習を受けず、運転免許試験場(免許センター)で直接学科試験・技能試験を受ける「一発試験」とも言われている方法です。試験合格後、運転免許取得時講習を受講し、免許センターに申請することで免許証が交付されます。

一発免許は過去に免許を取得していたことがあり、有効期限の失効や免許の取り消しなどで免許を失った人が、再度免許を取得する際に利用している方法です。技能試験の免除がなく、一度に「仮免許学科試験」「仮免許技能試験」「本免許学科試験」「本免許技能試験」すべてに合格する必要があるため難易度が高く、初めて免許を取得する方にはおススメできません。

運転免許にかかる費用とは

運転免許・運転免許証を取得するには費用がかかります。また、免許取得後数年が経ち、免許証を更新するときには更新費用が、免許証を紛失した場合は再発行するための手数料がかかります。

ここでは、教習所、合宿、一発試験の3つの方法で免許を取得した際にかかる費用と、免許証にかかる費用について解説していきます。

運転免許証の取得にかかる費用

免許取得にかかる費用は、免許の取得方法により異なり、主に「教習所や合宿での教習費用」と「受験・免許交付にかかる費用」に分けることができます。

自動車教習所の場合、各教習所の料金設定によって違いはありますが、普通免許のコースを最短で卒業した場合、かかる費用の相場はAT車限定免許は約29万円、MT免許は約31万円が一般的です。卒業までの期間が必要以上に長引けば費用はこれ以上かかることになります。

(二輪免許所持の場合はAT限定免許/MT免許とも約4~5万円ほど安くなります)

一方、合宿免許は短期間のため、教習所と比べると低予算に抑えることができ、相場は普通免許、AT限定の場合、約20万円です。ただし、合宿の場合は施設やプランによって価格差が出るため、内容によっては想定していた予算より高額になることもあります。

普通免許通学合宿
AT限定約29万円約20万円
MT・AT約31万円約23万円
準中型免許通学合宿
MT・AT約33~39万円約30~40万円

自動車教習所、合宿「指定教習所」の場合はその後、本免許学科試験の受験費用として1,750円、試験に合格すると免許証交付手数料2,050円がかかります。

一発試験で免許を取得する場合は学科講習や技能教習がないため、すべての試験に一発で合格した場合、必要となる費用は合計2万6,300円です。

運転免許取得にかかる費用を抑えるには?

自動車の運転免許を取得するために必要な費用は、教習所代と、受験などそれ以外の諸費用です。そのうち、費用をある程度抑えることができるのは教習所にかかる費用です。ここでは、運転免許取得にかかる費用を抑える方法について解説していきます。

AT車限定の運転免許を取得する

普通自動車の運転免許を取得する場合、MT車とAT車限定があり、AT車限定は技能時間が少ない分、費用を抑えることができます。MT車を乗る予定がないようであれば、AT車限定の免許をとると、ある程度は費用を抑えることができます。

閑散期を狙う

自動車教習所や合宿教習は、夏休みなどの長期休暇があるときは希望者が多く混雑しています。逆に、人が多く集まる時期を外して閑散期を選べば、料金設定が変わる場合もあります。ある程度のスケジュール調整が可能で時間に余裕があるのであれば、空いている閑散期を狙って入校を申し込むのも1つの方法です。

料金の安い自動車学校を探す

自動車教習所の料金設定は一律で決まっているわけではなく、それぞれの施設によって料金設定は異なります。地域で人気の教習所などは料金設定が高いこともあるので、何校か資料を取り寄せて料金の比較をしてみることも必要です。また、学生割引など割引特典を使える場合もあるのでチェックしてみると良いでしょう。

合宿免許で取得する

短期間で集中的に教習を受け、運転免許を取得することが可能な合宿免許。教習所に通った場合と比べ、最大20万円前後の費用を抑えることができます。約2週間のスケジュール調整が必要となりますが、低予算で免許を取得したいという方にはおススメです。

まとめ

いかかでしたか?ここでは、「自動車教習所に通う」「合宿教習を受ける」「免許センターで直接試験を受ける」の3つの免許取得方法について解説していきました。それぞれメリット・デメリットがあるため、これからの自身のカーライフ想定しながら、自分に合った取得方法を検討してください。

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